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単価・エリアを更新する

店舗に表示される見積りと発注の金額は、エリア、価格区分表、価格表の3つの設定から決まります。このページでは、3つの関係と、適応日ごとのバージョンの考え方、Excel の取り込みから結果の確認までの流れを説明します。各画面の細かい操作は、ページの最後にある操作ガイドを参照してください。

この業務の目的

配布会社や代理店の料金改定、配布できる地域や部数の変更、テナントとの契約に合わせた専用価格の設定を、決まった日から見積りと発注に反映させます。

設定を誤ると、店舗に誤った金額が表示されたり、地域が発注できなくなったりします。更新の前に、どの設定がどこに効くかを押さえておいてください。

エリア・価格区分表・価格表の関係

ポスティングの金額は、次の3つを順にたどって決まります。

flowchart LR
    A["エリア表<br>地域ごとの配布数"] --> B["価格区分表<br>地域を区分に分ける"]
    B --> C["価格表<br>区分ごとの単価"]
    C --> D(["店舗の見積り・発注"])
    T["テンプレート"] -.->|価格表を指定| C
    classDef default fill:#F4F6FB,stroke:#182848,stroke-width:1.5px,rx:6px,ry:6px
classDef shop fill:#FFF3DC,stroke:#C77700
classDef admin fill:#E1EEFF,stroke:#1F6FD0
classDef ops fill:#ECE6FA,stroke:#6B46C1
classDef partner fill:#E2F5EA,stroke:#1E8E5A
classDef wait fill:#FFFFFF,stroke:#8A93A6,stroke-dasharray:4 3
classDef key fill:#CFDAF3,stroke:#182848,stroke-width:3px
classDef stop fill:#FDEBEC,stroke:#C53030
    class D key
    class T wait
設定 決めること 画面
エリア表 どの地域に、何部まで配布できるか 設定 (ポスティング) → エリア
価格区分表 それぞれの地域が、どの価格区分に入るか 設定 (ポスティング) → 価格表 の「価格区分表」タブ
価格表 価格区分ごとの単価と、用紙サイズ・配布種別などの条件 設定 (ポスティング) → 価格表 の「価格表」タブ

店舗が地図で地域を選ぶと、エリア表からその地域の配布数が決まります。次に、価格区分表でその地域の価格区分が決まり、価格表でその区分の単価が決まります。価格区分をあいだに挟んでいるので、同じ料金の地域をまとめて管理できます。

1つのエリア表を複数の価格区分表が参照でき、1つの価格区分表を複数の価格表が参照できます。たとえば、同じ価格区分表を使って、用紙サイズ別の価格表を複数作れます。

メニューの「単価」は、価格表に登録された単価を横断して確認し、少数の単価を画面上で変えるための画面です。表示されるのは、価格表に登録されている単価そのものです。

標準とテナント専用

エリア表、価格区分表、価格表には、全テナント共通の「標準」と、特定のテナントだけが使う「テナント専用」があります。画面では、標準を「全テナント(標準エリア)」「全テナント(標準価格)」と表示します。テナント専用の価格表は、対象店舗を指定して、使える店舗をさらに絞れます。

新聞折込の場合

新聞折込も同じ3段階ですが、テナントの代わりに代理店が軸になります。

flowchart LR
    X["代理店"] --> A["エリア<br>コードごとの扱い部数"]
    A --> B["価格区分表<br>コードを区分に分ける"]
    B --> C["価格表<br>区分ごとの単価と原価"]
    A --> N["納品先"]
    C --> D(["店舗の見積り・発注"])
    N --> D
    classDef default fill:#F4F6FB,stroke:#182848,stroke-width:1.5px,rx:6px,ry:6px
classDef shop fill:#FFF3DC,stroke:#C77700
classDef admin fill:#E1EEFF,stroke:#1F6FD0
classDef ops fill:#ECE6FA,stroke:#6B46C1
classDef partner fill:#E2F5EA,stroke:#1E8E5A
classDef wait fill:#FFFFFF,stroke:#8A93A6,stroke-dasharray:4 3
classDef key fill:#CFDAF3,stroke:#182848,stroke-width:3px
classDef stop fill:#FDEBEC,stroke:#C53030
    class D key
  • エリアは代理店ごとに1組で、テナントはテナントの設定で選んだ代理店のエリアを使います。
  • 価格区分は、エリアのコード1つずつに割り当てます。
  • 単価に加えて、仕入の原価を登録します。
  • エリアのコードごとに納品先を登録します。納品箇所の数は送料の計算に使われます。
  • 休刊日と送料は、バージョンを持たない別の設定です。

印刷の場合

印刷の価格は、価格テーブルに部数ごとの単価を登録するだけで、エリアや価格区分はありません。バージョンもなく、変更は保存した時点から反映されます。操作は印刷の価格を参照してください。

適応日とバージョンの考え方

エリア表、価格区分表、価格表、新聞折込の納品先は、内容を書き換える代わりに、適応日を指定して新しいバージョンを追加します。適応日は、そのバージョンを使い始める日です。

見積りと発注では、配布日を基準にバージョンが選ばれます。配布日の時点で適応日が来ているバージョンのうち、適応日がいちばん新しいものが使われます。

たとえば、価格表に次の2つのバージョンがあるとします。

バージョン 適応日 区分1の単価
旧 2026年4月1日 4.5円
新 2026年10月1日 5.0円
店舗が選んだ配布日 使われるバージョン 単価
2026年9月20日 旧 4.5円
2026年10月5日 新 5.0円

9月中に発注しても、配布日が10月5日なら新しい単価になります。バージョンを決めるのは配布日で、発注した日は関係しません。

この仕組みには、次の性質があります。

  • 改定日より前に、新しいバージョンを登録しておける。適応日が来るまでは、前のバージョンが使われ続ける
  • エリア表、価格区分表、価格表は、それぞれ別々に配布日でバージョンが選ばれる。3つを同じ日に切り替えたいときは、同じ適応日で登録する
  • すでに発注された受注の金額は、あとから単価を変えても変わらない
  • 適応日を過去の日付にすると、その日以降の配布日の見積りに、登録した直後から反映される

更新の方法は2つある

方法 向いている場面 変えなかった行の扱い
Excel の取り込み 改定などで、多くの行を一度に変える 引き継がれない。新しいバージョンは、取り込んだシートの内容だけになる
画面の「まとめて操作」 数件だけを変える 引き継がれる。前のバージョンを複製したうえで、選んだ行だけが変わる

Excel の取り込みで、変えたい行だけを書いたファイルを取り込むと、書かなかった地域の配布数や単価が未設定になります。単価が未設定の地域は、適応日以降の配布日では発注できません。必ず、現在の内容をダウンロードしたファイルをもとに書き換えてください。

「まとめて操作」が使えるのは、ポスティングのエリアと、ポスティング・新聞折込の単価です。価格区分表の割り当てと新聞折込のエリア・納品先は、Excel の取り込みで更新します。

全体の流れ

Excel の取り込みは、どの設定でも同じ流れで進みます。

flowchart TD
    A["現在の内容を<br>Excel でダウンロード"] --> B["Excel を書き換える"]
    B --> C["「取り込む」で<br>ファイルと適応日を指定"]
    C --> D{"検証"}
    D -->|エラー| B
    D -->|OK| E["ジョブが始まる"]
    E --> F["ジョブの画面で<br>結果を確認"]
    F -->|失敗・一部エラー| B
    F -->|成功| G["一覧でバージョンと<br>内容を確認"]
    classDef default fill:#F4F6FB,stroke:#182848,stroke-width:1.5px,rx:6px,ry:6px
classDef shop fill:#FFF3DC,stroke:#C77700
classDef admin fill:#E1EEFF,stroke:#1F6FD0
classDef ops fill:#ECE6FA,stroke:#6B46C1
classDef partner fill:#E2F5EA,stroke:#1E8E5A
classDef wait fill:#FFFFFF,stroke:#8A93A6,stroke-dasharray:4 3
classDef key fill:#CFDAF3,stroke:#182848,stroke-width:3px
classDef stop fill:#FDEBEC,stroke:#C53030
    class G key

手順

1. 何を更新するかを決める

変更の内容から、更新する設定を決めます。

変えたいこと 更新する設定
単価だけを改定する 価格表(単価)
ポスティングの配布数、配布の可否を変える ポスティングのエリア
新聞折込の扱い部数、エリアの形を変える 新聞折込のエリア。代理店から受け取ったデータ一式を取り込む
ある地域の料金の区分を変える 価格区分表。区分が増える場合は価格表も
新しい料金メニューを追加する 価格表を新規作成
テナント専用の価格を用意する テナント専用の価格表を新規作成。区分の分け方も変えるなら、価格区分表も新規作成

複数の設定を変える場合は、エリア、価格区分表、価格表の順に更新します。価格表は価格区分表を、価格区分表はエリアを参照しているためです。価格区分表に新しい区分を追加したときは、その区分の単価がまだないので、続けて価格表を取り込みます。

この手順で更新しても変わらないものが2つあります。

  • 発注済みの受注: 金額も部数も変わりません。発注されたあとの部数は、Super Admin 画面からも変更できません。
  • プリセット: 店舗が保存した時点の配布部数を持っています。エリアの配布数を変えても、保存済みのプリセットの部数は変わりません。固定価格が設定されたプリセットでは、単価を変えても配布料金が変わりません。プリセットは Admin 画面の「その他 → プリセット」で管理します。見直しが必要な場合は、テナントの Admin に依頼してください。

2. 現在の内容をダウンロードする

対象の画面で、一覧の「メニュー」から「ダウンロード」をクリックします。価格表と価格区分表は、ダウンロードする行にチェックを入れてから実行します。複数選ぶと、1つのファイルにシートを分けて出力されます。

エリアは、ほかの設定と取得の方法が違います。

  • ポスティングのエリア: 一覧の「メニュー」の「取り込む」を開き、「テンプレートダウンロード」で取得します。このファイルには、選択中のバージョンの全エリアが、現在の配布数が入った状態で出力されます。
  • 新聞折込のエリア: 画面からダウンロードしたファイルは取り込みに使えません。代理店から、Shapefile と Excel の一式を受け取ります。

ポスティングのエリアを、一覧の「ダウンロード」のファイルで更新しないでください

一覧の「ダウンロード」は、一覧を地域で絞り込んでいると、その地域だけを出力します。そのファイルを取り込むと、出力されなかった地域の配布数が未設定になります。取り込みに使うファイルは、必ず「テンプレートダウンロード」で取得してください。

新しく表を作る場合は、「新規作成」の画面にある「テンプレート」または「テンプレートダウンロード」から、入力用のファイルを取得します。

3. Excel を書き換える

書き換えてよい列は、設定ごとに決まっています。それ以外の列は確認用なので、書き換えません。

設定 書き換える列
ポスティングのエリア 配布可否、配布数、戸建配布可否、戸建配布可能数、集合配布可否、集合配布可能数
ポスティングの価格区分表 価格区分(キーコードを入力した行は、その町丁目だけの割り当てになる)
ポスティングの価格表 価格
新聞折込のエリア 代理店から受け取った Excel を使う。部数は「扱い部数」の列(新聞折込のエリアを参照)
新聞折込の価格区分表 価格区分
新聞折込の価格表 原価、価格
新聞折込の納品先 郵便番号、納品先、住所、電話番号、搬入先CD

見出しの行は変えないでください。取り込みでは、見出しの名前で列を探します。

4. 適応日を指定して取り込む

  1. 対象の画面で、一覧の「メニュー」から「取り込む」をクリックします。
  2. 書き換えたファイルを選びます。
  3. 「適応日」を入力します。必要なら「説明」に、改定の内容が分かるメモを入力します。
  4. 取り込むシートを選びます。価格表と価格区分表は、表ごとにシートを対応させます。
  5. 「更新」または「取り込む」をクリックします。

ファイルの形式や内容に問題があると、この時点で検証エラーが表示され、取り込みは始まりません。メッセージに従ってファイルを直し、もう一度取り込みます。

適応日を入力する前に、日付を確認してください

登録したバージョンは、あとから画面で取り消せません。適応日を誤ると、予定より早く新しい単価が使われます。誤って登録した場合は、同じ適応日で正しい内容をもう一度取り込みます。同じ適応日のバージョンが複数あるときは、あとから登録したものが使われます。

5. ジョブで結果を確認する

取り込みは、画面を待たせずに裏側で実行されます。メニューの「その他 → ジョブ」を開き、取り込みのジョブの「状態」を確認します。

状態 意味 対応
実行待ち / 実行中 まだ終わっていない しばらく待って、画面を開き直す
成功 すべての対象が取り込まれた 次の手順に進む
一部エラー 取り込めなかった表や行がある ジョブの詳細でメッセージを確認し、該当する部分を直して取り込み直す
検証エラー / 失敗 取り込まれていない メッセージを確認し、ファイルを直して取り込み直す

ジョブが成功していても、スキップされた行があることがあります。必須の列が空欄の行や、適応日の時点のエリアに存在しないコードの行は、エラーにならずにスキップされます。ジョブの詳細でスキップの件数を確認し、想定より多い場合は、結果のファイルで対象の行を確かめてください。ジョブの画面の見方はジョブを参照してください。

6. 登録された内容を確認する

  1. 取り込んだ画面に戻ります。
  2. エリアは「バージョン」、価格表と価格区分表は詳細画面の「バージョン」で、新しいバージョンを選びます。
  3. 配布数、割り当て、単価が、意図したとおりになっているかを確認します。

単価は、メニューの「単価」の一覧でも確認できます。「適応日」の列で、新しいバージョンの単価であることを確かめます。

7. 店舗の画面で見積りを確認する

店舗に表示される金額と部数は、店舗の画面で確かめます。Super Admin 画面には、店舗の見積りを確認する機能がありません。

  1. Admin 画面の「アカウント → 店舗」を開き、確認に使う店舗の「代理ログイン」をクリックします。
  2. 店舗の画面で、適応日以降の配布日を選んで見積りを表示します。
  3. 金額と、選べる部数の上限が、更新した内容のとおりになっているかを確認します。

よくある失敗

起きること 原因 防ぎ方
一部の地域が発注できなくなった 変えたい行だけのファイルを取り込み、ほかの単価が未設定になった ダウンロードしたファイルの行を消さずに書き換える。数件なら「まとめて操作」を使う
ポスティングで、更新していない地域の配布数が消えた 地域で絞り込んだ一覧の「ダウンロード」のファイルを取り込んだ 「取り込む」の画面の「テンプレートダウンロード」で取得したファイルを使う
単価や配布数を変えたのに、プリセットからの発注に反映されない プリセットに固定価格が設定されている。または、プリセットが保存した時点の部数を持っている テナントの Admin に、プリセットの見直しを依頼する
新しい区分の地域に単価が付かない 価格区分表だけを更新し、価格表を更新していない 価格区分表のあとに、同じ適応日で価格表を取り込む
改定日より前に新しい単価が使われた 適応日を、予定より早い日付で登録した 取り込む前に適応日を確認する
単価を変えたのに、店舗の金額が変わらない 店舗が選んだ配布日が、適応日より前になっている 適応日以降の配布日で確認する

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